診療について

• 診療は担当医師が中心になり他の医師と協力して行います。
• 病状や治療等についてわからないことがございましたら、ご遠慮なく医師または看護師におたずねください。
• 診療の都合により病室が変わることがございますのでご了承ください。
• 退院は担当医師が許可いたします。

入院中の他院受診について

入院は患者さまの全身管理を行い、すべての疾患に対して責任があるということが保険診療の基本です。したがって入院中の患者さまが他院外来を受診することは認められておりません。入院中に患者さまの個人的な理由により、自己判断で他院外来を受診した場合、受診医療機関から自費で請求されることがあります。ご注意ください。
ご家族によるお薬のみ処方についても同様です。

入院中の外来受診(他科)について

入院中の治療と判断される医療行為は行いますが、外来受診(他科)を含め、入院して行う必要のない検査等は入院の前日、もしくは退院の翌日以降に外来で実施することがありますのでご了承ください。

過ごし方について

• 医師や看護師からの指示を必ずお守りください。
  注意に従わず、暴力行為または不当な行為を繰り返すなど、万が一指示に従っていただけない場合は退院していただくこともございます。
• 入院中は本人確認のため、名前などのバーコードのついたリストバンド（腕輪）をつけていただきます。
• 外出・外泊は原則として認めておりません。ただし、止むを得ない事情があると認めた場合はこの限りではございません。
  外出・外泊を希望される場合は必ず医師または看護師にご相談ください。
• 入院中は付き添いの必要はございません。ただし、患者さまの病状などで医師の許可を得て、家族の方が付き添う場合はこの限りではございません。
• 病室の窓は病院関係者が点検等で使用する時のみ開きます。通常は開けないようお願いいたします。

食事について

※多少時間が前後する場合がございます。

• お食事は症状に合わせて病院で用意いたしますので、飲食物の持ち込みはご遠慮ください。
• お食事は、病室または食堂（デイコーナー）でお願いいたします。
• 管理栄養士による栄養指導も行っておりますので、詳しくは担当医師または看護師にご相談ください。

禁煙及び禁酒について

• 全敷地内禁煙を実施しております。電子タバコに関しても禁止といたします。
  喫煙及び飲酒された場合は退院していただくこととなります。

設備

• 各病室には冷蔵庫、テレビ、セーフティボックス(金庫)を備え付けております。
• 入浴は主治医の許可があった場合、病棟の浴室で入浴できます。
• テレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機のご利用にはカード（共通）が必要となります。（洗濯機、乾燥機は現金でもご利用いただけます。）

※窓口・売店での両替はご遠慮ください。

貴重品の管理

• 現金や貴重品（メガネ、義歯、補聴器等の身体補助具、指輪やネックレス等の装飾品）は、ベット横の床頭台引き出し内に設置されているセーフティボックスにカギをかけてご自身で管理してください。

携帯電話の取り扱い

メール・インターネット等は手術室を除きすべての箇所で使用いただけます。

非常時対応

• 入院時に非常口の位置をご確認をお願いします。
• 火災・地震等の非常時には医師や看護師など係員の指示に従ってください。
• 火災・地震等の非常時にエレベーターは絶対に使用しないでください。

その他

• 寝具シーツ、枕カバーのリネンは基本的に一週間で交換しています。
• 各病棟ごとに名札がありますが、氏名をふせることをご希望の場合はお申し出ください。
• 入院中の当院指定駐車場のご利用はご遠慮ください。ただし、入院患者さまの身の回りのお世話や着替えなどの運搬に利用するご家族さまに「駐車料金割引証」を発行し、駐車場の割引を行っております。
• 関係者への「お心遣い」は、かたくお断りしておりますので安心して治療にご専念ください。
• 患者さま宛の郵便物は病室までお届けいたしますので、必ず宛先には病室名をお書きください。

せん妄について

入院による環境変化や脱水、感染症、手術の痛みなどからだに何らかの負担がかかった時に、「せん妄」という症状が起こることがあります。錯乱や無気力、落ち着かないなど、認知症と似ている症状が現れますが、「せん妄」は一過性で元に戻ることが特徴です。せん妄を予防するためには日常に近い生活を送ることが効果的です。

患者さまが手元にあると安心できるものがあればご持参ください。

患者さまが自宅で普段使用しているもの(湯飲み、ブランケットなど)・写真・時計・ラジオ・眼鏡・補聴器・普段使いしている財布やカバン、ご家族と連絡が取れる携帯電話や公衆電話で使用できる小銭