JR仙台病院

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肺CT検診

低線量『肺CT検診』のご案内

肺癌の現状

日本人の死因の第1位は悪性腫瘍(癌)ですが、その中でも肺癌の年間死亡数(2017年)は男性53,002人、女性23,118人、合計76,120人と非常に多く、この状況を改善するため、肺癌を早期に発見する努力がなされています。
現在、肺癌検診としては、胸部エックス線検査、または胸部エックス線検査+喀痰細胞診の組み合わせが広く行われていますが、早期の小さな癌まで発見するのは難しいのが現状です。そのため、近年ではより小さな病変を検出することができる胸部CTを検診として行う施設が増えています。

低線量「肺CT検診」の目的

低線量肺CT検診の目的は、肺癌を早期に発見することです。すなわち、転移を起こす前の完治可能な時期に肺癌を見つけ、適切な治療を行うことになります。

「肺CT検診」の特徴

重なりがない

胸部エックス線(レントゲン)写真では、肺の約3分の1は近接する臓器(心臓や血管、横隔膜など)と重なりますので、小さな肺癌を見つけることが困難な場合があります。
しかし、CTは断面像ですから重なりがありません。

解像度が高い

CTは分解能に優れるため、胸部エックス線写真に比べ、より小さな病変やコントラストの低い病変も検出することが可能です。

肺CT検診で早期の肺癌が見つかった患者さんの検査画像。
CT画像(上)の矢印で示した肺癌は、胸部エックス線写真(下)では検出が困難。

低線量肺CT検診の成績

低線量肺CT検診では、従来の胸部エックス線写真による検診と比較して、より小さく、より早い時期の肺癌を発見できることが国内外の研究で報告されています。
CT検診による肺癌発見率は、胸部エックス線検診に比べて10倍程度高く、発見された肺癌は早期の比率が高く、その治療成績も良好であることが知られています。さらに、米国の国立癌研究所(NCI)は、CT検診により検診受診集団の肺癌死亡率が減少するか否かを調べる大規模な臨床試験を、55歳から74歳の重喫煙者を対象に行いました。その結果、胸部単純エックス線検診群に比べ低線量肺CT検診群の肺癌死亡率が約20%減少し、総死亡(肺癌以外の原因も含めた死亡)も6.7%減少したことが報告されています。

このような方におすすめします

  • 40歳以上の方
  • 喫煙している方(していた方)
  • 受動喫煙の機会がよくある方(喫煙者の近くにいる状態)
  • 仕事でアスベストを扱ったことのある方。

※妊娠中の方や、肺の病気を治療中の方は受診できません。

令和元年10月より 「肺CT検診」 料金 8,140円(税込)

低線量 「肺CT検診」の流れ

申込み方法

お電話でJR仙台病院 医事課「検査・診療受付」(022-380-2317)にお申込みください。
ご希望を聞きながら、日程調整し、検診日を予約いたします。
お名前、生年月日、ご住所、CTを安心して受けていただくための問診をお聞きし、『予約票』を郵送します。

検診日当日

  • 30分前までに総合受付で受付をしてください。「受付票」をお渡しいたします。
  • 受付後、10番CT室に移動してください。
  • CT室の受付窓口に「受付票」と「予約票」「問診票」をお出しください。

CT検査開始

検査台に仰向けになり、声がけに合わせて約10秒間くらい息を止めている間に撮影します。
          (手を上げた状態で撮影開始)撮影の様子

撮影時間は約5分  検査終了となります

  • CT室より「受付票」を受取り、計算窓口へお出しください。計算が終了しだいお声を
    おかけします。
  • 会計について、料金8,140円を会計窓口または自動精算機でお支払いいただきます。
  • 終了となります。

検査結果

郵送にて後日発送します。
画像診断報告書 / CT画像