大腸CT検診のご案内
大腸CT検査とは
大腸を炭酸ガスで拡張させ、CTを撮影することにより、大腸の3次元画像を得ることができます。
仮想大腸内視鏡検査(ヴァーチャル大腸内視鏡検査)、CTコロノグラフィとも呼ばれ、内視鏡検査に比べ苦痛が少ないといわれています。
一度も大腸の検査を受けたことがない方や大腸内視鏡検査は不安で抵抗を感じている方、以前に大腸内視鏡検査でいやな思いをした方にお勧めします。
※妊娠中の方や大腸の病気を治療中の方は受検できません。
※健康診断等でひっかかった方、症状のある方は医療機関を受診してください。
大腸CT検査の特徴
長所
- 苦痛はほとんどありません。
- 短時間(約10分間)で検査は終了します。
- 問題となる合併症がほとんどありません。
- 麻酔は行いません。
短所
- 腫瘍の組織検査はできません
- 5mm未満の小さな病変を見つける能力は内視鏡検査より劣ります。
大腸CT検診料金 27,500円(税込)
大腸CT検診の流れについて
申込み方法
お電話でJR仙台病院 地域医療連携室「検査・診療受付」(022-380-2317)にお申込みください。
(2回来院(診察日と検査日)が必要になります。1回目の診察の予約をお取りします。)
お名前、ご住所等をお聞きし 「診察のご案内」を郵送します。
予約診察日
- 30分前までに総合受付で受付をしてください。「受付票」をお渡しいたします。
- 受付後、10番CT室に移動してください。
- CT室の受付窓口に「受付票」と「診察のご案内」をお出しください。
- 大腸CT検査前問診票を書いていただきます。(看護師が対応いたします)
- 大腸CTの説明や問診を医師が行い、同意書にサインをしていただきます。
検査日の調整をしますので、都合の良い日をお伝えください。 - 検査前処置の説明を看護師が行い、検査前日に召し上がる食事セット、下剤などをお渡しします。
- CT室より「受付票」を受取り、計算窓口へお出しください。計算が終了しだいお声をおかけします。
- 会計について、料金27,500円を会計窓口または自動精算機でお支払いいただきます。
- 本日は終了です。帰宅していただきます。
検査前日
大腸内をきれいにするため、大腸CT専用の検査食と下剤を摂取していただきます。
(前処置が不十分な場合、正確な診断ができない可能性があります。)
検査日当日
- 前処置の食事後は、検査終了まで何も食べないでください。
- 当院に着きましたら、自動受付機に診察券を入れてください。「受付票」がでてきます。
- CT室の受付窓口に「受付票」と「予約券」をお出しください。
検査結果
郵送にて、後日発送します。
(画像診断報告書 / 大腸CT画像)
大腸CTで得られた仮想大腸内視鏡像